eラーニングで実現する企業の資格取得支援!メリットや成功へ導く3つのポイントを解説
- 6月25日
- 読了時間: 15分
更新日:6月29日

近年、オンライン学習の普及により、eラーニングを利用して効率的に資格を取得する人が増えています。
eラーニングは専門スクールに通う必要がなく、自分のペースで学習を進められるため、時間や場所に制約のある社会人にとって大きなメリットがあります。
本記事では、eラーニングで本当に資格の取得ができるかや、取得可能な資格の具体例、eラーニングのメリット・デメリットをご紹介します。
これから、社員の資格取得を推進したい企業の方は、ぜひ参考にしてください。
大手企業がどのような戦略で社員の資格取得支援を行っているかは、「事例紹介(明治安田生命保険相互会社様、株式会社ゆうちょ銀行様、田中貴金属工業株式会社様)」で詳しくご紹介しています。
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目次
企業でeラーニングの資格取得支援が注目される背景
今、なぜ多くの企業が従業員の資格取得支援にeラーニングを導入しているのでしょうか。
その背景には、日本全体で急速に進む「リスキリング(学び直し)」の潮流と、人的資本経営への関心の高まりがあります。
激変するビジネス環境やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に対応するため、企業には従業員のスキルアップを継続的に支援することが求められています。
しかし、多忙な日常の中で資格取得のために時間を確保することが難しいというのが現場です。
そこで、全社一斉に高品質な教育インフラを届けることができ、従業員がそれぞれの時間で柔軟に学べる手段として、eラーニングを用いた資格取得支援が大きな注目を集めているのです。
eラーニングで資格を取得できるの?
従来、資格取得といえば書籍での学習や、資格スクールに通うのが一般的でした。
しかし、働きながら通学の時間を確保することが難しいという課題を抱えていました。
そこで登場したのが、eラーニングによる資格学習です。
多くの資格はeラーニングを通じて学習可能です。
資格によっては、受験や修了証の取得までオンラインで完結することもあります。
インターネット環境さえ整っていれば学習できるため、自宅はもちろん、通勤時間などを有効活用して学習を進めることができます。
eラーニングで資格学習をするメリット
eラーニングを利用した資格学習はさまざまなメリットがあります。
ここでは、eラーニングが持つメリットを4つの側面から解説します。
時間や場所にとらわれない学習が可能
eラーニング最大のメリットは、インターネット環境さえあれば、いつでもどこでも学習できる点です。
通勤中の電車内や休憩時間、自宅など、生活の隙間時間を有効活用できます。
仕事や家事、育児などで決まった時間を確保するのが難しい社会人にとって、自分の都合に合わせて学習を進められる柔軟性は大きな強みとなります。
自分のペースで進められる
通学型のスクールとは異なり、eラーニングは個人の理解度に合わせて学習ペースを自由に調整できます。
すでに理解している部分は早めに終わらせ、難しいと感じる分野は何度も繰り返し視聴して復習することが可能です。
自分の弱点を集中的に補強できるため、効率的な知識の定着が期待できます。
最新の教材や模擬テストを利用できる
eラーニングはデジタル教材のため、情報のアップデートが非常にスムーズです。
法改正や資格試験の出題傾向の変更があっても、スピーディーに最新の内容へと差し替えられます。
受講者は常に「今、最も必要な情報」に更新された教材や模擬テストを利用できるため、テキストの買い替えの手間もなく、最新情報に基づいた効率的な学習が進められます。
学習記録が自動で管理される
多くのeラーニングシステムには、学習管理システム(LMS)が搭載されており、受講者の学習時間や進捗状況、テストの成績などが自動で記録されます。
これにより、自分がどの単元を終え、あとどれくらいの学習が必要なのかが一目でわかります。
学習計画の管理が容易になり、モチベーションの維持にも役立ちます。
■従業員の資格取得を推進するなら学習管理システム「SmartSkill Campus」がおすすめ
多機能型学習管理システムのSmartSkill Campusは従業員の資格取得支援に最適な機能が備わっています。
1.アプリで実現する「いつでもどこでも学習」
SmartSkill Campusは専用スマートフォンアプリに対応しており、ID・パスワードを入力する手間を省いてスムーズに学習を開始できます。
日常の隙間時間を有効活用し、受講者が自発的に学びやすい環境を提供します。
また、倍速再生で限られた時間で学習の集中力を高める機能も実装。
ログイン時に毎回IDやパスワードを入力する負担を削減し、アプリをタップするだけですぐに学習を開始できます。
倍速再生により、限りある時間に集中して学習を行える・スキマ時間に多くの量をインプットできます。
2.多機能で資格取得をサポート
基本的なeラーニング機能に加え、動画視聴やテスト・アンケート、課題提出など資格取得をサポートする機能が充実。
また、グローバル人材へ向けた26言語対応のインターフェースなど、資格取得支援に必要なあらゆる機能を網羅しています。
eラーニングコンテンツのみでなく、講義テキストなどのファイルを閲覧・入手できます。
模擬テストで自身の実力を把握できるほか、管理者は成績の確認など受講者状況を把握することが可能です。
SmartSkill Campusのインターフェースは26言語に対応。複数言語に対応したLMSを利用することで、異なる言語を話す受講者に対しても、企業として一貫性のある学習体験を提供することができます。
3.数万名規模でも安定稼働する基盤とセキュリティ
数万人規模の同時接続が可能な堅牢なシステム基盤を備えており、多くの大手企業も導入しています。
また、選定基準の厳しい金融機関のセキュリティ基準を長年にわたり満たし続けるなど、最高峰のセキュリティ基準をクリアし、企業のコンプライアンス遵守を強力に支えています。
ISO27001、プライバシーマーク認証を取得しています。
社外からのアクセス制限などアクセスコントロールで機密情報を守ります。
不正アクセスを防止し、安心・安全な学習環境を提供します。
4.資格取得を強力に後押しする「外部連携」
SmartSkill Campusでは、資格取得やスキルアップに直結する、外部eラーニングコンテンツ・システムと柔軟に連携し、企業の資格取得支援施策を強力にバックアップします。
TOEIC模試などが充実しているJMAMと連携し、資格取得に向けたスムーズな学習を実現。
クラウド資格やIT資格対策が充実しているUdemy Businessと連携し、資格取得に向けたスムーズな学習を実現。
eラーニングで取得できる資格の例
eラーニングを利用すれば、幅広い資格の取得を目指すことが可能です。
ここでは、eラーニングで取得可能な資格の例をご紹介します。
ビジネススキル系資格
社会人にとってキャリアアップに直結するビジネススキル関連の資格も、eラーニングで人気が高い分野です。
「日商簿記」や「ファイナンシャルプランナー(FP)」などは、基礎から応用までを体系的に学べる講座が豊富にあります。
動画講義や具体的な事例を学ぶケーススタディを通じて実践力を養えるため、昇進・昇格を目指す多くの人に選ばれています。
■おすすめのeラーニングコンテンツ
◼︎日商簿記 3級
3級試験に必要となる、お金やモノの出入りに関する記録のルールについて学習するコースです。
試験傾向に合わせて毎年改定しており、常に最新の情報と知識を習得することができます。
◼︎証券外務員資格 二種
証券外務員資格は金融・証券業界へのファーストステップとなる資格です。
金融・証券会社では内定者向けの資格取得を推進するコンテンツとしても活用できます。
◼︎FP技能検定 3級
FPに必要な基礎知識を科目別に習得します。試験対策に的を絞った効率的なカリキュラムで、短期間で知識を身につけることができます。また、2級FP技能検定の学習に入る前の基礎固めとしても最適です。
語学系資格
語学学習においてもeラーニングは広く普及しています。
「TOEIC」や「英検」、「中国語検定(HSK)」といった資格対策では、スマートフォン一つでリスニングやリーディングの学習を手軽に行えます。
近年では、AIが発音をチェックする機能や、本番さながらのオンライン模試を提供するサービスも増加しており、海外赴任やグローバルな キャリアを考える人にとって効果的な学習手段です。
■おすすめのeラーニングコンテンツ
◼︎日本語学習コース
日本での就労・活躍を目指す方に向け、日本語能力試験の合格レベルに応じた日本語を習得するコンテンツです。
多言語字幕に対応しており、幅広い国籍の従業員の方にスムーズにご受講いただけます。
▼実践英語を身につけるならAIロープレ「SmartSkill Talk」
プログラミング系資格
プログラミングスキルの独学は、体系的な理解においてハードルが高いとされていますが、eラーニングを活用することで、初心者からでも段階的かつ確実に習得することが可能です。
特に「Javaプログラミング能力認定試験」や「Pythonエンジニア認定試験」などの資格対策講座は、オンライン教材や演習環境が充実しており、在宅ながら実践的なスキルが身につきます。資格取得という明確な目標に挑みながら、自身の確かな成長を実感できる点が大きな魅力です。
IT系資格
IT分野はデジタル完結で学習が進められるためeラーニングと極めて親和性が高く、現在では数多くの資格対策がオンラインに対応しています。
企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進において、基礎的なIT知識を証明する「ITパスポート」や「基本情報技術者試験」はもちろん、実務に直結するクラウド資格(AWS認定、Google Cloud認定、Salesforce認定など)の学習もオンライン環境に最適化されています。
■おすすめのeラーニングコンテンツ
◼︎誰でもわかる!ITパスポート試験対策
ITパスポート試験は、日常的にPCなどを使用する社会人が、PCの基本機能やセキュリティの重要性などについて、どの程度理解しているかを確認するための試験です。
この講座では、ITの知識をはじめ、ITパスポート試験対策の知識を習得できます。
■誰でもわかる 基本情報技術者試験対策
この講座では、ITや情報セキュリティやプログラミングの知識をはじめ、基本情報技術者試験対策の知識を習得できます。
◼︎応用情報技術者試験対策【科目B試験】
この講座ではITや情報セキュリティやプログラミングの知識をはじめ応用情報技術者試験対策の知識を習得できます。
◼︎誰でもわかる 情報セキュリティマネジメント試験対策この講座では、ITや情報セキュリティの基本知識とIT業界で働くための知識など、情報セキュリティマネジメントの国家資格を取得するための知識を習得できます。
eラーニングで資格学習を成功させる3つのポイント
ここでは、eラーニングで資格取得を成功させる3つのポイントを解説します。
ゴールの明確化
資格取得を目指すにあたり、まずは「なぜその資格が必要なのか」という動機を受講者自身が言語化することが重要です。
企業が社員へ資格取得を促す場合も、ただ「受けなさい」と命令するのではなく、その資格が個人のスキル向上や今後のキャリアアップ、あるいは昇給や資格手当といった待遇面にどう直結するのかなど、資格取得によって得られるメリットを具体的に示すことで、受講者のモチベーションを高く維持できます。
現在地の把握
効率的に合格を掴むためには、目標とする資格の難易度に対して、「今の自分にどれだけの知識が足りていないのか(現在地)」を正しく把握することから始まります。
学習を開始する前に、現在のスキルレベルを客観的に測る小テストや事前アセスメントを実施することで、受講生はどの単元を集中的に勉強すべきかを理解し、無駄のない最適な学習ルートを選ぶことができるようになります。
学習計画と達成目標を設定
「いつでも学習できる」というeラーニングの特性は、裏を返せば「いつでも後回しにできる」というリスクを孕んでいます。
そのため、試験日から逆算した「月ごと」「週ごと」の無理のない具体的な学習計画と、達成目標をあらかじめ設定させることが習慣化への近道です。
学習管理システム(LMS)を活用し、システム上で進捗スケジュールを視覚化することで、遅れにいち早く気づき、軌道修正しやすくなります。
【事例】eラーニングで資格取得を推進する企業
eラーニングのメリットを最大化し、デメリットを高度な運用設計で克服することで、従業員の資格取得や全社的なスキルアップにおいて劇的な成果を上げている先進企業の事例を紹介します。
明治安田生命保険相互会社
明治安田生命保険相互会社は、約140年の歴史と伝統を誇る大手生命保険会社です。
同社では、多角的な知見と資質を備えたマネジメントを担う「経営人財」と、特定分野において高い専門性を有する「専門人財」が活躍を目指す成長の場として、企業内大学「MYユニバーシティ」を設立しました。
その一環として「ITパスポート」の資格取得を全社的に推進。
学習管理システム「SmartSkill Campus」を活用して効率的に学べる受講環境を整備した結果、新規取得者2,000名という高い目標を達成しています。
株式会社ゆうちょ銀行
株式会社ゆうちょ銀行は、2007年10月に誕生した日本郵政グループの一員である銀行です。
同社は、社員自らが将来のありたい姿を考え、それに向けたプランを自身で考え実行していくため、気づきや学びの機会を提供することにより、キャリア形成を促しています。
中でも、金融基礎力の強化を人財育成の柱と位置づけ、eラーニングを活用した各種資格取得支援用講座を提供。
資格取得の助成により、社員のスキルアップと確かな成長を支えています。
SmartSkill Campusでは、eラーニングの受講、動画の視聴、資料の閲覧、テスト、アンケート、課題提出・添削確認・集合研修の日程予約まで完結できます。
田中貴金属工業株式会社
田中貴金属グループは、国内トップクラスの貴金属取扱量を誇る、貴金属のリーディングカンパニーです。
同グループの田中貴金属工業株式会社では、海外営業拠点に入社したナショナルスタッフの希望者を対象に、日本語検定などの取得を目指す学習コンテンツを提供しています。
多言語対応の学習管理システム「SmartSkill Campus」を活用することで、英語や中国語など受講者に合わせた最適なeラーニング環境を構築。
日本語を母国語としない従業員に対しても、言語の壁を感じさせない学習の場を実現しています。
SmartSkill Campusのインターフェースは26言語に対応。複数言語に対応したLMSを利用することで、異なる言語を話す受講者に対しても、企業として一貫性のある学習体験を提供することができます。
▼企業でeラーニングを活用した資格取得支援を行うなら「SmartSkill Campus」
まとめ
激変するビジネス環境と人的資本経営の潮流のなか、従業員のスキルアップを後押しする「資格取得支援」は、企業の持続的成長に欠かせない施策となっています。
仕事と学習の両立を目指す多忙な社員にとって、時間や場所の制約なくマイペースに学べるeラーニングは、モチベーションを維持しながら成果を出すための最適なソリューションです。
施策を成功に導くためには、自社の教育課題を見極め、「ゴールの明確化」「現在地の把握」「計画と目標の設定」の3軸で学習を設計することが重要です。
本記事でご紹介した先進企業の事例のように、単に教材を提供するだけでなく、受講者が自発的に学び続けられる「仕組み」と「環境」を整えることこそが成功への近道です。
社員教育におけるeラーニングのポイントについては「【2026年最新】eラーニング講座一覧|階層・目的別おすすめ講座と、失敗しない選び方」で詳しく紹介しています。
Q&A
企業が従業員の資格取得支援としてeラーニングやLMSの導入を検討・運用するにあたり、代表的な疑問にQ&A形式でお答えします。
Q1. eラーニングだけで本当に資格試験に合格できますか?通学型と比べて合格率は下がらないでしょうか?
適切なシステム選定と運用を行えば、eラーニングだけで十分に合格可能です。
通学型に比べて合格率が下がるケースの多くは、システムではなく「受講者の自己管理不足」に起因します。
Q2. 従業員がeラーニングを途中で挫折してしまわないか心配です。人事はどのようにアプローチすべきですか?
「いつでも学習できる」という自由さは、「いつでも後回しにできる」というリスクと隣り合わせです。放置を防ぐためには、「リマインド」「インセンティブの連動」「社内コミュニティ・チーム学習の形成」などが有効です。
未完了者にリマインドを確実に自動通知することで、受講修了率を向上させます。
eラーニングの受講が終わっていない未修了者、アンケート未回答者、課題未提出者をメールでフォローすることで、受講者を修了まで導きます。
学習に関するコミュニケーションを通じて、受講者の学習をサポートします。
受講者同士の情報共有やディスカッションをサポートします。
Q3. 「実技」が必要な資格でも、eラーニングを導入するメリットはありますか?
はい、非常に大きなメリットがあります。実技を伴う資格の場合、すべてをオンラインで完結させることはできませんが、座学(知識インプット)部分をeラーニング化し、実技のみを対面で行う「ハイブリッド型(ブレンディッドラーニング)」の設計が現在の主流です。
オンライン学習と対面研修を組み合わせ、学習効果を最大化します。








