eラーニング動画の作り方|研修用動画の作成・配信方法を解説
- 1月29日
- 読了時間: 22分

社員のスキル底上げに欠かせないeラーニングですが、「動画教材を作るとなるとハードルが高い」と感じていませんか?
近年、時間や場所を選ばない学習スタイルとして動画活用が急速に普及していますが、いざ導入するとなると「どんな動画が効果的なのか」「自社で内製できるのか」といった疑問が次々と湧いてくるものです。
本記事では、教育担当者が直面するこれらの悩みを解消するため、動画教材の具体的な活用シーンから、失敗しない作成のコツ、効率的な配信方法までを網羅的にプロの視点で解説します。
eラーニング動画を活用し教育成果をあげている企業事例は「事例紹介(オリックス株式会社、明治安田生命保険相互会社、ワタミ株式会社他)」で詳しくご紹介しています。
多機能型LMS「SmartSkill Campus」は、人材戦略の高度化や人的資本経営の実現を支援しています。
サービスの詳細や機能については、公式ページをご覧ください。
目次
まずは知っておきたい!eラーニングに動画を活用する3つのメリット
eラーニングに動画を取り入れることで、企業研修は大きな変革を遂げます。
従来の集合研修が抱えていたコストや時間、場所といった物理的な制約から解放されるだけでなく、教育の質そのものを高める効果も期待できます。
ここでは、動画活用がもたらす代表的な3つのメリットを具体的に解説し、なぜ今多くの企業でeラーニング動画が導入されているのか、その理由を明らかにしていきます。
研修にかかる会場費や移動費などのコストを削減できる
eラーニング動画を導入する大きなメリットの一つが、研修コストの大幅な削減です。
従来の集合研修では、会場のレンタル費用やプロジェクターなどの機材費、講師への謝礼、さらには遠方から参加する受講者の交通費や宿泊費など、多岐にわたる経費が発生していました。
また、研修資料の印刷や配布にもコストがかかります。
動画研修であれば、これらの費用が不要になります。
一度質の高い動画を作成すれば、何度でも繰り返し利用できるため、研修を実施するたびにかかっていた変動費を抑え、長期的に見て費用対効果を大きく高めることが可能です。
時間や場所の制約がなくなり学習機会が広がる
動画を用いたeラーニングは、受講者が自身の都合の良いタイミングで学習を進められる点が強みです。
PCやスマートフォン、タブレットがあれば、通勤中や休憩時間といった隙間時間を利用して、いつでもどこでも研修に参加できます。
これにより、多忙な業務を抱える社員や、シフト制で勤務時間が異なる従業員、国内外の拠点に分散して働くスタッフにも、等しく学習の機会を提供することが可能になります。
育児や介護などでまとまった時間を確保しにくい社員にとっても、柔軟な学習スタイルは大きなメリットとなります。
動画活用とあわせて押さえておきたい、社員教育を成功に導くための全体像や運用のポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
講師による品質のばらつきがなくなり教育の質を均一化できる
集合研修では、担当する講師のスキルや経験、あるいはその日のコンディションによって、講義の質や伝わり方にばらつきが生じることがありました。
同じ研修テーマであっても、講師が異なると受講者が受け取る情報量や理解度が変わってしまうという課題です。
eラーニング動画であれば、最も優れた講師や専門家による質の高い講義を収録し、全受講者に同じ内容で提供できます。
これにより、企業全体で教育レベルの標準化が図れ、全社員が一定水準の知識やスキルを習得できるため、教育の質を安定的に担保できます。
教育効果を最大化する!eラーニング動画の代表的な活用シーン5選
eラーニング動画はその特性を活かして、新入社員向けの基礎知識から、専門的な技術指導、さらには経営理念の浸透まで、目的に応じて幅広く活用されています。
ここでは、教育効果を最大化するために特に有効な5つの活用シーンを厳選しました。それぞれの場面で動画がどのようなメリットをもたらすのか、具体的に解説していきます。
自社の研修課題を解決するヒントとして、ぜひお役立てください。
1.集合研修を資産化する「アーカイブ動画」
一度実施した集合研修やセミナーを録画し、アーカイブ動画として保存・配信する方法は、非常に有効な活用法です。
当日やむを得ず参加できなかった社員へのフォローアップが容易になるほか、参加者自身が後から内容を復習する際にも役立ちます。
また、毎年実施している新入社員研修などを録画しておけば、翌年以降の研修コンテンツとして再利用でき、教育の属人化を防ぎつつ、研修担当者の負担を軽減します。
価値ある研修内容を一度きりで終わらせず、会社の知的資産として蓄積していくことができます。
2.短時間で要点を学ぶ「講義・解説動画」
特定のテーマや知識について、要点を絞って短時間で解説する講義形式の動画は、eラーニングの代表的な活用法です。
例えば、コンプライアンスや情報セキュリティに関する知識、新しい社内規定の解説など、全社的に共有すべき情報をコンパクトにまとめて配信します。
1本あたりの動画を数分程度の短いものにする「マイクロラーニング」という手法を用いることで、受講者は集中力を切らさずに学習でき、隙間時間を活用して効率的に知識をインプットできます。
学習のハードルを下げることで、継続的な学びを促進する効果が期待されます。
3.現場のノウハウを共有する「商品・サービス説明動画」
営業部門や顧客対応部門向けに、自社の商品やサービスの特徴、操作方法、セールスポイントなどを解説する動画も効果的です。
特に、仕様が複雑な製品や、形のないサービスを扱う場合、動画で視覚的に示すことで理解が格段に深まります。
トップセールス担当者の商談の進め方を共有したり、顧客からのよくある質問への最適な回答例を示したりすることで、組織全体の営業力や顧客満足度の向上に繋がります。
新製品がリリースされた際の知識共有も、動画を使えば迅速かつ正確に行えます。
4.技術を可視化する「実技・操作マニュアル動画」
製造業における機械の操作手順や、IT部門におけるソフトウェアの利用方法など、文章や静止画だけでは伝えにくい動きを伴う内容は、動画マニュアルが最適です。
作業者の手元の動きをアップで映したり、複雑な工程をスロー再生で見せたりすることで、正確な技術やノウハウを直感的に伝えることができます。
これにより、OJT(On-the-JobTraining)の効率化が図れるだけでなく、作業の標準化が進み、ミスや事故の防止にも貢献します。
何度でも繰り返し確認できるため、個人のペースに合わせたスキル習得が可能です。
5.理念を浸透させる「経営メッセージ動画」
経営トップが自らの言葉でビジョンや経営方針、中期経営計画などを語るメッセージ動画は、企業理念を全社に浸透させる上で強力なツールとなります。
テキストベースのメッセージに比べて、トップの表情や声のトーンから想いや熱意がダイレクトに伝わり、社員の共感やエンゲージメントを高める効果があります。
定期的に配信することで、経営層と現場社員との心理的な距離を縮め、組織としての一体感を醸成します。
特に、会社の変革期や新たな方針を打ち出すタイミングでの活用が有効です。
活用イメージが湧いてきたら、具体的な「動画制作」に入る前に、研修プログラム全体の設計を見直してみるのもおすすめです。
eラーニング動画の具体的な作成方法4選
eラーニング動画を自社で作成する際には、目的や予算、かけられる時間に応じて様々な方法が考えられます。
特別な機材やソフトがなくても手軽に始められる方法から、より専門的で表現力豊かな映像を作る手法まで、選択肢は多岐にわたります。
ここでは、代表的な4つの動画作成方法を取り上げ、それぞれの特徴やメリット、どのようなコンテンツに向いているのかを解説します。
自社の状況に最も適した作成方法を選ぶためにご参考ください。
1.最も手軽な「PowerPoint録画」
多くのビジネスパーソンにとって馴染み深いPowerPointには、スライドショーをナレーション付きで録画し、動画ファイルとして書き出す機能が備わっています。
これは、eラーニング動画を作成する上で最も手軽な方法の一つです。
既存の研修資料をそのまま活用でき、特別な動画編集ソフトを導入する必要もありません。
スライドの切り替えタイミングや、レーザーポインターの動きも記録できるため、簡単な操作説明や講義形式のコンテンツであれば、この機能だけで十分に作成可能です。
まずはコストをかけずに動画作成を試してみたい場合に最適です。
2.図解に強い「ビジネスアニメーション」
ビジネスアニメーションは、キャラクターや図解に動きをつけて解説する動画形式です。 最近では、テンプレートを選んで素材を配置するだけで、プロのようなアニメーションを作れるツールが普及しており、専門知識がなくても内製しやすくなっています。
この手法の最大の強みは、抽象的な概念や複雑なサービス、目に見えない仕組みなどを、視覚的に分かりやすく表現できる点です。
キャラクターを用いることで親しみやすさを演出したり、インフォグラフィックでデータを分かりやすく見せたりするのに適しています。
実写での撮影が難しい内容や、固いテーマを柔らかく伝えたい場合に有効です。
3.臨場感を伝える「実写・セミナー撮影」
講師が実際に話している様子や実演している姿をビデオカメラで撮影する実写動画は、最も情報量が多く、臨場感が伝わる作成方法です。
講師の表情や身振り手振り、熱意が直接伝わるため、受講者の学習意欲を引き出しやすいというメリットがあります。
対人スキルを学ぶロールプレイング研修や、実際の機器を使った操作研修、あるいは集合研修やセミナーそのものを録画してコンテンツ化する場合に適しています。
高品質な映像や音声を求める場合は、撮影機材や照明、マイクなどへの投資や、専門スタッフの確保が必要となります。
4.更新が容易な「AIアバター・音声活用」
近年注目されているのが、AI技術を活用した動画作成方法です。
用意したテキスト原稿を入力するだけで、AIが生成したアバターが人間のように自然な音声で読み上げてくれるサービスが登場しています。
この方法の利点は、撮影やナレーション収録が一切不要なため、制作時間とコストを大幅に削減できる点です。
また、内容の修正や更新もテキストを編集するだけで済むため、頻繁に情報がアップデートされるマニュアルや、多言語展開が必要なグローバル研修などに非常に適しています。
顔出しに抵抗がある講師の代わりとしても活用できます。
【5ステップで解説】研修用eラーニング動画の作り方の流れ
eラーニング動画の作成は、やみくもに始めても効果的なコンテンツにはなりません。
学習効果を最大化するためには、事前の計画から完成後の書き出しまで、体系的なプロセスを踏むことが重要です。
ここでは、研修用のeラーニング動画を制作する際の基本的な流れを、5つのステップに分けて具体的に解説します。
この手順に沿って進めることで、目的が明確で、受講者にとって分かりやすい動画を効率的に作成できます。
Step1. 研修の目的とゴールを明確にする(企画)
動画制作に取り掛かる前に、まず「誰に、何を学んでもらい、研修後にどうなってほしいか」という研修の目的とゴールを明確に定義します。
対象となる受講者層(新入社員、管理職など)を具体的に想定し、彼らがこの動画を視聴することで習得すべき知識やスキル、あるいは変化してほしい行動などを具体的に設定することが重要です。
例えば、「営業担当者が新商品の仕様を理解し、顧客に説明できるようになる」といった具体的なゴールを立てることで、動画に盛り込むべき内容や構成が自ずと定まり、コンテンツの軸がぶれるのを防ぎます。
Step2. 動画の構成案とシナリオを作成する(脚本)
研修の目的とゴールが定まったら、次はその内容をどのように伝えていくか、動画全体の設計図となる構成案を作成します。
一般的には、冒頭で「この動画で何を学べるのか」という学習目標を提示し、本編で具体的な解説を行い、最後に内容を要約するという流れが分かりやすいです。
全体の骨子が決まったら、さらに詳細なシナリオ(台本)を作成します。
話す内容(ナレーション)を全て書き起こし、それに合わせて画面に表示するスライドやテロップ、イラストなどの視覚情報を具体的に記述していくことで、後の制作工程がスムーズに進みます。
Step3. 講義風景の撮影やスライド資料などの素材を準備する
シナリオが完成したら、動画を構成するための素材を準備します。
実写動画の場合は、シナリオに基づいて講師の講義風景や実演シーンなどを撮影します。
PowerPointを活用する場合は、スライド資料を作成し、必要に応じてナレーションの音声録音や画面操作の録画を行います。
アニメーション動画であれば、使用するイラストやアイコン、BGMなどの素材を収集または作成します。
この段階で、シナリオで計画した全ての視覚・聴覚素材を揃えることで、後の編集作業を効率的に進めることが可能になります。
Step4. 編集ソフトで不要な部分をカットしテロップを入れる
準備した映像や音声、スライドなどの素材を、動画編集ソフトを使って一つの動画にまとめていきます。
この編集工程では、まず撮影した映像の不要な部分(言い間違い、間延びした部分など)をカットして、テンポの良い動画に仕上げます。
次に、シナリオに沿ってテロップ(字幕)や図解、効果音、BGMなどを加えていきます。
テロップは、重要なキーワードを強調したり、音声が聞き取りにくい環境での視聴を補助したりする役割を果たします。
視聴者の理解を深め、飽きさせないための視覚的な工夫を凝らす重要な工程です。
Step5. 完成した動画を配信できる形式に変換(書き出し)する
編集作業がすべて完了したら、最後に動画を配信可能なファイル形式に変換します。
この工程は「書き出し」や「エンコード」と呼ばれます。
多くのLMS(学習管理システム)や動画共有サイトではMP4形式が一般的に用いられます。
書き出しの際には、ファイル形式のほか、解像度(画質)やフレームレート、ビットレートなどを設定します。
高画質にすればファイルサイズが大きくなり、低画質にすればファイルサイズは小さくなります。
配信先のプラットフォームの推奨設定や、受講者の視聴環境を考慮して、最適な設定で書き出すことが求められます。
受講者の学習効果を高める動画作成の3つのコツ
eラーニング動画は、ただ作成して配信するだけでは十分な学習効果が得られないことがあります。
受講者が内容に集中し、知識を確実に定着させるためには、作り方にいくつかの工夫を凝らす必要があります。
ここでは、受講者のエンゲージメントと理解度を高めるために押さえておきたい、動画作成における3つの重要なコツを紹介します。
これらのポイントを意識することで、研修動画の質を一段階引き上げることが可能です。
1.集中力が続くよう1本3〜10分程度の短い動画にする
人間の集中力は長くは続かないため、長時間の動画は途中で離脱されたり、内容が頭に入りにくくなったりする傾向があります。
そのため、学習テーマを細かく分割し、一つの動画は3分から長くても10分程度にまとめる「マイクロラーニング」の手法が非常に効果的です。
動画が短いと、受講者は学習を開始する心理的なハードルが下がり、通勤中や休憩時間などの隙間時間も活用しやすくなります。
一つのトピックを短時間で完結させることで、学習内容が整理され、知識の定着にも繋がりやすくなります。
2.確認テストを挟んで理解度をチェックする
動画を視聴するだけの一方的なインプットでは、受講者が内容を本当に理解したかを確認できません。
学習効果を高めるためには、動画の途中や最後に簡単な確認テストやクイズを組み込むことが有効です。
受講者は自らの理解度を客観的に把握し、分からなかった部分を再視聴するなど、主体的な学習を促すことができます。
テストを挟むことで学習にメリハリが生まれ、集中力の維持にも繋がります。
正解・不正解のフィードバックを行うことで、知識の定着をさらに確実なものにできます。
3.スマートフォンでの視聴も想定して文字やテロップを大きくする
eラーニングはPCだけでなく、スマートフォンやタブレットなど、様々なデバイスでの視聴が想定されます。
特にスマートフォンのような小さな画面で視聴する場合、PC画面を基準に作成した文字や図は非常に見づらくなってしまいます。
そのため、動画内で使用するスライドの文字や、補足説明として入れるテロップは、大きめのフォントサイズを意識して作成することが不可欠です。
誰がどのデバイスで視聴しても情報を正確に読み取れるような、ユニバーサルなデザインを心掛けることが、学習機会の平等を担保する上で重要です。
作成したeラーニング動画を社員に届ける配信方法
質の高いeラーニング動画が完成しても、それを適切に受講者へ届けなければ意味がありません。
動画の配信方法は、単に視聴できるようにするだけでなく、誰がどこまで学習したかを管理したり、セキュリティを確保したりする上でも重要です。
ここでは、作成した動画を社員に配信するための主な方法を解説します。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、自社の研修目的や規模、管理体制に合った最適な配信方法を選択しましょう。
LMS(学習管理システム)で配信し受講状況を一元管理する
LMS(Learning Management System)は、eラーニングの実施に特化した統合的なプラットフォームです。
このシステムを利用して動画を配信することで、単に動画を共有するだけでなく、受講者の登録やコースの割り当て、学習の進捗状況、テストの成績などを一元的に管理できます。
誰がどの研修を完了したかを正確に把握できるため、コンプライアンス研修など履修が必須の教育において特に有効です。
また、受講者へのリマインド通知やアンケート機能なども備わっており、研修運営を効率化し、教育効果の測定を容易にする強力なツールとなります。
■eラーニング動画の配信にはSmartSkill Campusがおすすめ
せっかく質の高い動画教材を作成しても、「受講状況を把握できない」「動画の視聴のみで満足してしまい、知識が定着しない」という状態では、確かな教育効果は期待できません。そこで活用したいのが、多機能型LMS「SmartSkill Campus」です。
SmartSkill Campusは、数万名規模の大規模運用にも耐えうる堅牢なシステムでありながら、動画配信の先にある「学びの定着」と「運用の自動化」を強力に支援します。
〇「やりっぱなし」を防ぐ定着の仕組みとAIフィードバック
動画視聴後の確認テストはもちろん、記述式課題に対してAIが即座にフィードバックを行う機能や、AI相手に企業独自のトークスクリプトを使ったロープレができるAIロープレなど、アウトプット機能も充実。講師の工数を抑えつつ、受講者一人ひとりに深い気づきを与え、知識を確かなスキルへと定着させます。
〇一人ひとりに最適な学びを届ける「講座レコメンド」
受講者の属性や過去の学習履歴に基づき、AIや管理者が最適な講座を自動で推奨(レコメンド)します。膨大な動画ライブラリの中から「今、その社員に必要な学び」を提示することで、自発的な学習を促進します。
〇「未受講」をゼロに近づける自動リマインド
受講期限が迫っている対象者に対し、メールやシステム内通知で自動的にリマインドを送信。管理者が手動で督促する手間を省きながら、高い修了率を維持することが可能です。
〇PowerPoint資料をそのまま動画教材へ
先ほどご紹介した「PowerPoint録画」だけでなく、「SmartSkill Campus」はPPTXファイルをそのまま取り込んで音声付きのeラーニングコンテンツ化する機能も備えています。AIによる動画自動字幕の追加やサムネイルの自動生成機能も実装されており、教材作成の工数を大幅に削減します。
さらに、標準で提供される「SmartSkill Library」の450以上の動画+テストコンテンツと自作動画を組み合わせて配信することも可能です。自社独自のノウハウと汎用的なビジネススキルを一つのプラットフォームで届けることで、人財育成の高度化を強力にバックアップします。
社内サーバーや限定公開の動画サイトで共有する
LMSのような専用システムを導入せず、より手軽に動画を共有する方法もあります。
一つは、社内のファイルサーバーに動画ファイルをアップロードし、社員がアクセスできるようにする方法です。
もう一つは、YouTubeなどの動画共有サイトが提供する「限定公開」機能を利用する方法です。
これは、動画のURLを知っている人だけが視聴できる設定で、社内向けの情報を手軽に共有する際に便利です。
ただし、これらの方法は誰が視聴したかといった学習履歴を管理する機能はないため、受講管理が不要な情報共有や、あくまで補足的な利用に向いています。
動画の自社制作が難しい場合の選択肢
eラーニング動画の活用は魅力的ですが、質の高い動画を自社で制作するには、専門的な知識やスキル、撮影機材、そして何より時間というリソースが必要です。
企画から編集までの工程を考えると、社内のリソースだけでは対応が難しいケースも少なくありません。
しかし、自社での制作が困難であっても、動画研修を諦める必要はありません。
ここでは、動画を内製できない場合に検討すべき、2つの有効な選択肢を紹介します。
研修動画の制作を専門会社に依頼する(外注)
自社に動画制作のノウハウや人的リソースがない場合、研修動画の制作を専門とする会社に外注するという方法があります。
プロに依頼する最大のメリットは、企画の段階から相談でき、高品質な動画コンテンツを制作してもらえる点です。
教育のプロとしての知見を活かした構成案の提案や、プロ用の機材での撮影、分かりやすい編集など、自社の研修目的や伝えたい内容に最適化された、オリジナルのオーダーメイド動画が手に入ります。
内製に比べてコストはかかりますが、その分、質の高さと教育効果が期待できる選択肢です。
■教育のプロが伴走する「レビックグローバルの教材制作サービス」研修動画の外注を検討される際におすすめしたいのが、株式会社レビックグローバルのオリジナル教材制作です。
単に「きれいな映像」を作るだけでなく、「受講者の行動変容」をゴールに見据えた設計が特徴です。これまで多くの大手企業に選ばれてきた確かな実績に基づき、企画構成から、映像撮影、アニメーション制作まで、教育効果を最大化するコンテンツをフルオーダーメイドで提供します。
また、SmartSkill Campusを熟知したプロが制作するため、LMS上での視認性やテスト・アンケートとの連動性も考慮した、運用しやすい教材が手に入ります。「社内の重要研修なので絶対に失敗したくない」「プロの視点で教育体系を整えたい」という場合には、ぜひ相談したいパートナーです。
提供されている既存のeラーニング動画教材を購入する
もう一つの選択肢は、研修サービス会社などが制作・提供している既存のeラーニング動画教材を購入またはレンタル(サブスクリプション契約)する方法です。
ビジネスマナー、コンプライアンス、リーダーシップ、情報セキュリティといった、多くの企業で共通して必要とされる汎用的なテーマについては、多種多様な教材がすでに用意されています。
自社で一から制作する手間と時間をかけることなく、すぐに研修をスタートできるのが最大のメリットです。
コストを抑えつつ、幅広いテーマの研修ラインナップを揃えたい場合に非常に有効です。
■すぐに使える高品質な学び「レビックグローバルのeラーニング教材」
既存教材を効果的に取り入れたいなら、レビックグローバルが提供するeラーニング教材が最適です。
ビジネスの基本から、ロジカルシンキング、マネジメント、さらには現代の組織課題である「生成AI活用」や「アンガーマネジメント」まで、実務に即した幅広いテーマを網羅。単なる知識の伝達に留まらず、学習者が自分事として捉え、行動を変えるためのエッセンスが凝縮されています。
自社独自のノウハウは「オリジナル制作」で、汎用的なスキルは「ライブラリ」で。これらをSmartSkill Campus上で組み合わせることで、低コストかつスピーディに、隙のない教育体系を構築することが可能になります。
まとめ|eラーニング動画を活用し、人財育成を次なるステージへ
eラーニング動画の活用は、単なる「研修のオンライン化」に留まりません。コスト削減や効率化はもちろん、これまで可視化しづらかった「教育の質」を標準化し、社員一人ひとりの行動変容を促すための強力な戦略となります。
動画教材には、手軽なパワーポイント録画からプロによる本格的な制作まで、さまざまな選択肢があります。まずは自社の課題に合わせて、本記事でご紹介した5つの活用シーンから最適なものを選んでみてください。
そして、動画を「作って終わり」にせず、確実に成果へ繋げるためには、配信・管理環境であるLMS(学習管理システム)の選定が極めて重要です。
株式会社レビックグローバルでは、多機能型LMS「SmartSkill Campus」の提供から、プロによるオリジナル教材制作、さらには高品質な既存教材まで、動画研修を成功させるためのソリューションをワンストップで提供しています。
「何から手をつければいいか分からない」「自社に最適な教育体系を構築したい」とお考えの担当者様は、ぜひお気軽にご相談ください。貴社の人的資本経営を加速させる最適なパートナーとして、人財育成の高度化を共に実現いたします。
【Q&A(eラーニング動画に関するよくある質問)】
Q:eラーニング動画の作成費用はどのくらいかかりますか?
eラーニング動画の作成費用は、制作方法によって大きく変動します。
PowerPointの録画機能を使って自社で内製する場合はほとんど追加費用がかかりません。しかし、制作会社に外注する際は、動画の長さや内容、品質に応じて数万円から数百万円と幅広い費用がかかります。
既存の動画教材を利用する場合は、月額数百円から数千円程度で利用できるサービスが多いです。
Q:eラーニング動画はスマートフォンでも視聴できますか?
はい、ほとんどの場合で視聴可能です。
現在提供されている多くのLMS(学習管理システム)や動画配信プラットフォームは、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットといったモバイルデバイスでの視聴に対応しています。受講者は時間や場所を選ばず、通勤中などの隙間時間を利用して柔軟に学習を進めることができます。
Q:動画作成は内製と外注のどちらがおすすめですか?
内製はコストを抑えたい場合や簡易的な内容の共有におすすめです。
一方、専門的な内容や高品質な映像が求められる場合、または社内に制作リソースがない場合は外注が適しています。
研修の目的、予算、社内体制を考慮して選択しましょう。


