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導入事例 - 株式会社コロワイド

株式会社コロワイド

同じ学習基盤で、グループ約20社の「共通教育」と「独自教育」を効率的に実施

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株式会社コロワイドは、「食」に関わるあらゆるフェーズで事業を展開する、「食」の総合プロデュース事業会社です。

「すべては、お客さまと社員のために」を企業理念とし、祖業である居酒屋からレストランへと事業のフィールドを拡げ、成長戦略の一環として積極的なM&Aを行うことで、企業価値の向上に取り組んでいます。

近年は、国内の外食事業を基盤としつつ、今後の市場拡大が期待される海外外食事業や、新たに本格参入した給食事業にも注力。「食への情熱」を元に、独自のビジネスモデルをひたむきに追求しています。

 

今回は、そんなコロワイドの人材育成を支える取り組みについて、コーポレートサービス本部 人事企画部 部長の古屋様、サブマネージャーの藤森様、リーダーの吉田様にお話を伺いました。

※部署名や役職は2025年9月取材当時のものです。

多様性を尊重しながら成長を支える、コロワイドの人材育成 

コロワイド様は、人材育成において、どのようなことに重きを置いていますか?

コロワイドグループにはM&Aを通じて多くの企業が加わり、多様なバックグラウンドや考え方を持つ社員が集まっています。そのため、一人ひとりに合ったキャリアプランの策定や人材配置に力を入れています。

人事部は各事業会社には置かず、全てホールディングスに集約されています。社員の情報も一元管理されているので、グループ全体で最適な人材配置や育成につなげています。

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グループ間の異動も活発で、人事側から候補者を探すだけでなく、社員自身が公募に手を挙げることも推奨しています。こうした仕組みにより、多様な経験やスキルを持った人材が柔軟に活躍できる環境を整えています。

また、グループ全体で共通の理念浸透を大切にしており、全社員が「すべては、お客さまと社員のために」という企業理念を理解し、顧客視点で物事を考えられるよう育成に力を入れています。

教育については、各社に任せる部分とグループで統一する部分をうまく組み合わせており、体系的な研修はグループ共通で行いながらも、各社独自の取り組みは尊重し、それぞれの良さを活かせるようにしています。

LMS導入前の課題と、選定におけるポイント

LMS(学習管理システム)導入以前の課題と、LMS導入によって構想されていた教育について教えてください。

LMS導入前は、各社が独自に研修を実施していたため、グループ全体でのスキルや人材要件に統一基準がありませんでした。また、グループ共通の学習基盤もなかったため、コロワイドグループの社員が受講すべき内容を効果的に展開・共有することも難しい状況でした。LMSの導入により、各社とホールディングス間の認識をそろえ、一体感のある運用を実現することを目指しました。

 

さらに、外食事業を主体とする会社であるため、入社当初は店舗での実践的なOJTが中心となり、ビジネス知識やスキルを体系的に学ぶ機会が限られていたことも課題でした。LMSの導入により、場所や事業会社に関わらず、社員が自身のキャリアやスキルアップに必要な学習にいつでもアクセスできる環境を整備することを構想していました。

LMS(学習管理システム)ベンダーの選定にあたり大切にされていたポイントと、

最終的にSmartSkill Campus導入に至った決め手をお聞かせください。

以前のシステムと比べ、SmartSkill Campusはこれらの要件に幅広く応えられるうえ、大企業での導入実績も豊富であったため、安心して導入を決めることができました。

SmartSkill Campusをどのように活用いただいていますか?

SmartSkill Campusでは、グループ全体で必須となる共通教育、社員の自己啓発を支援する学習コンテンツ、そして各事業会社オリジナルの研修を提供しています。

 

グループ共通教育としては、コンプライアンス研修などの必須研修に加え、社外取締役によるセミナーや女性活躍推進委員会の動画など、当社独自のコンテンツも配信しています。

 

自己啓発向けの学習コンテンツは、ジョブ型人事制度に対応しており、社員のグレードに応じて必要なスキルを習得できるよう設計されています。

 

各事業会社オリジナルのコンテンツとしては、各事業会社の社長からのメッセージの配信や、各社オリジナルの教育研修、進んでいる会社では店長資格試験の実施及び過去問題の掲載も行われています。

多機能型LMS「SmartSkill Campus」の活用方法 

SmartSkill Campusの導入後、具体的にどのような効果や変化を感じていますか?

SmartSkill Campusで特に活用いただいている機能はございますか?

SmartSkill Campusの中でも特に活用しているのが「ロール機能」です。

SmartSkill Campusでは、全社共通教育に加えて、各社オリジナルの教育も展開しています。

従来は、各社の教育担当者が受講状況の確認やコンテンツのアップロードを行う際、ホールディングスに都度依頼する必要がありました。しかし現在では、権限を付与することで各担当者が自ら確認・管理できるようになり、より柔軟で効率的な運用が可能になりました。

現在、グループ全体でおよそ20のロールが運用されています。各社の取り組みを共有することで互いに刺激を受け、グループ全体で教育の取り組みが活性化しています。

システムやサポート体制について、ご評価いただいている点がございましたら教えてください。

このレポートをもとに、社員が学びやすい時期や時間帯に合わせたコンテンツ配信を検討しています。

レビックグローバルのソリューションへのご評価

今後の展望について

今後SmartSkill Campusを使って実現したいと考えていることや、挑戦したいことはございますか?

そこで、年に一度のトップメッセージの配信や、各事業会社の事業戦略・経営方針の定期的な更新を通じて、意識の統一や価値観の共有につなげていきたいと思っています。

併せて、社員に求められるスキル要件を揃え、グループ内で基準を統一する取り組みも進めています。

次のグレードへの昇格に必要なスキルや知識を必須講座として設定し、同じグレードの社員がグループ全体で同じレベルのスキルを身につけられるよう、現在も少しずつ整備を進めているところです。

今後もグループ共通プラットフォームとしてSmartSkill Campusを有効活用し、グループ全体の人材育成の高度化を図りたいと考えています。

LMSの選定にあたっては、まずグループの社員数に対応できる大規模運用が可能なシステムであることが必須条件でした。加えて、グループ全体での共通研修と、各事業会社独自の研修の両方に対応できる柔軟性も重視しました。また、コンテンツが充実していることや、各事業会社で視聴状況を管理できる点も、大切なポイントでした。

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SmartSkill CampusはUIを柔軟にカスタマイズできるため、導入時に自分が学ぶべき講座にすぐアクセスできるよう設計。自社カラーを取り入れたデザインやオリジナルキャラクターを加えることで、社員にとって親しみやすい学習環境を構築しました。

自己啓発に取り組む社員も増えてきました。SmartSkill Campusを導入する際に、グレードごとに講座を整理したことで、次のステップに必要な知識やスキルがすぐにわかるようになり、自然と学びたい気持ちが高まっていると感じています。

また、アプリ対応によりモバイルからのアクセスも容易になり、通勤時間など隙間時間を活用して学習する社員が増えるなど、学習の定着にもつながっています。

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システム導入後、最も大きな変化は、社員の受講進捗状況を容易に把握できるようになったことです。特にコンプライアンス研修のように、全員が必ず受講しなければならない必須研修について受講状況を効率的に確認できるようになり、業務の大幅な効率化につながりました。

店舗の社員からは「画面が見やすく、操作しやすい」と好評です。以前のシステムは堅いデザインで講座にたどり着くまでに手間がかかり、使いづらさを感じる社員もいました。

貴社のサポート体制には大変満足しています。私たちの質問や要望に対して、カスタマーサクセス担当の方のレスポンスが非常に速く、期待以上の提案をいただけるので、とても心強く感じています。

特に月次レポートは、社員の利用状況や受講時間帯、デバイス(PC・モバイル)まで詳しく確認できるため、今後の研修計画を考える上で非常に参考になっています。

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研修ツールとしての活用にとどまらず、グループ全体の共通認識を形成するプラットフォームとしても活用していきたいと考えています。

 

当社は、積極的なM&Aにより事業会社の数が増えているため、各社ごとに認識や方向性の違いが生じやすい状況です。

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お役立ち資料

すぐわかる! LMS/eラーニング 検討用資料3点セット

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eラーニングの新規導入や切り替えをご検討の方に、検討用資料3点をまとめてダウンロードいただけます。

LMSサービス選定で押さえるべき 7つのポイント

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自社の人材育成施策を展開・実行、そして成功させるためにはどのようなLMSを選べばよいのか、7つのポイントに沿ってご紹介いたします。

LMS運用を成功させる 6つのポイント

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LMSを有効活用し、人材育成課題解決を実現するための「運用のポイント」をご紹介します。

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