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Case Study - Oita Bank Ltd.

日本生命保険相互会社

  • 教育効果の可視化による定着度・理解度の把握

  • 全国約1,400拠点おける教育品質の均一化

​課題

約50,000名様

ご利用人数

保険業

業種

​企業名

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Functions that are being used

日本生命保険相互会社

Case Study - Oita Bank Ltd.

営業職員向け教材のデジタル化|全国1,400拠点における教育の均質化と可視化により、お客様への提供価値向上を加速


日本生命保険相互会社は、保障とサービスの提供を通じて人々の安心で豊かな暮らしを支え続ける、日本最大級の生命保険会社です。

「共存共栄」「相互扶助」という生命保険の原点を大切にしながら、お客様一人ひとりに最適な保障・サービスをお届けすることに加え、地域社会の課題解決にも積極的に取り組むことで、社会全体のサステナビリティ向上に寄与しています。


近年は、デジタル技術を駆使した「教育・育成の変革」や、多様な人財が長く安定的に活躍できる環境づくりに注力。130年以上の歴史で培った信頼を基盤に、時代の変化を先取りした新たな価値提供に挑戦し続けています。


今回は、約1,000ページに及ぶ膨大な教材のデジタル化という大規模なプロジェクトを通じて、営業職員の教育DXを牽引する営業教育部の中井様、磯崎様にお話を伺いました。


※部署名や役職は2026年2月取材当時のものです。



営業職員による提供価値向上を加速させる教材デジタル化の狙い


  • お客様ニーズが高度化・多様化する現代において、営業教育部としてどのようなことを重視して人材育成を進めていらっしゃいますか?



現在、日本生命では、充実した生命保険商品・サービスのラインアップを最大限活用した保障責任の全うに加え、地域の課題解決を通じた営業職員による提供価値の向上を目指し、そのための人材育成を行っています。


日本生命のミッションとして「健康寿命の延伸」を掲げており、万が一の際の保障だけでなく、がん検診の受診勧奨など「病気になる前と後のトータルサポート」に関与したいというコンセプトがあります。


そのため、自社商品の理解に加え、病気や社会保障制度などの周辺知識まで幅広く、効率的に習得することが育成のポイントとなります。

また、1人でも多くの営業職員が長く安定的に活躍できるよう、目先の結果だけでなく、お客様とのリレーションによる信頼関係の積み重ねを大切にし、お客様の長い人生に寄り添ってお守りし続けることを目指しています。



  • 現在「デジタル化」を強力に推進されていますが、その戦略的な狙いと現場に期待している変化を教えてください。

日々の営業活動はもちろん、知識・スキル習得のための学習においてもデジタル化を推進しています。その狙いは、デジタルコンテンツにより見える化して蓄積されたデータ・情報を利活用して活動・教育における高度なPDCAを行うことにあります。


営業活動におけるお客様とのコンタクト履歴を把握し、最適な情報提供・提案に導いたり、職員自身の知識の習熟度を踏まえて教育内容の改善に活かすなど、データ利活用によって現場の更なる労働生産性向上に向けたサポートを目指しています。



教材デジタル化に至るまでの課題とパートナー選定のポイント


  • 約1,000ページに及ぶ膨大な「ワークBOOK」を、このタイミングで刷新(デジタル化)しようと決断された最大の理由はどこにありましたか?


今回、デジタル化を依頼した教材「ワークBOOK」は、当社の主要チャネルである営業職員向けの入社後初期教育におけるメイン教材です。

サステナビリティ経営の視点での紙削減や資源効率化など様々な要因はありましたが、デジタル化の最大の理由は「教育・育成の変革」でした。



これまでの最大の課題は、教育の効果が現場へどの程度浸透しているのかを客観的に把握できていない点にありました。現場からは、紙特有の「メモの取りやすさ」などを惜しむ声もありましたが、入社後の学習進捗を可視化して教育を均質化するメリットを重視し、この大規模なデジタル化は避けて通れない一歩として今回決断に至りました。今後はその定着度や理解度を分析することで、一人ひとりに応じた教育施策を展開していくことが理想形だと考えています。



  • 多くのパートナー候補がある中で、最終的にレビックグローバルを選定された理由を教えてください。


ベンダー選定において最終的な決め手となったのは、レビックグローバル様の「当社ニーズへのきめ細やかな対応」と、圧倒的な「スピードと質」でした。


当社からはベンダー候補各社へ依頼の背景や作業内容をお伝えし、教材サンプルの提出等をお願いしました。レビックグローバル様はその依頼背景や当社の要望を適切にくみ取ったうえでサンプルを作成いただきました。そのサンプル作成のスピードもさることながら、サンプル作成段階で、課題点や改善点を積極的にヒアリングいただき、迅速に修正いただきました。

そのような対応をしてくれたのはレビックグローバル様だけだったので、当社の基幹教材のデジタル化を進めるうえで、最適なパートナーだと判断しました。




全国1,400拠点へ均質な教育を届ける体制を構築

  • デジタル化されたワークBOOKは、「知識・活動・ケーススタディ」の3段構成になっています。ここにはどのような育成上の意図が込められているのでしょうか?


まず背景として、営業職員に求められるスキルや知識は日々高度化・多様化しています。特に現代では、お客様自身がインターネットやスマートデバイスを駆使して情報を収集・比較できるため、単なる商品説明や知識提供に留まらず、お客様の期待を超える価値提供が求められています。

また、バックグラウンドが様々な入社間もない職員が、お客様の前に立つ際の心理的ハードルを下げ、自信を持って現場に臨めるようにすることも重要なポイントです。


そこで、本ワークBOOKは3段構造を採用し、インプットとアウトプットを繰り返す学習を行っています。知識編では自社商品の知識を習得し、活動編では私たちがお客様や地域社会のために行うべき活動を身につけます。そして、ケーススタディ編では、お客様からよくある申し出に対応する演習を行っています。このように、インプットとアウトプットを繰り返しながら、単なる座学に留まらない実践的なスキルの定着を目指しています。


時代の変化に柔軟に対応し、真に役立つ営業力を身につけるための羅針盤として、本ワークBOOKが営業職員の成長を後押しすることを願っています。最終的には、日本生命で保険営業に携わることに共感をし、それに誇りをもって仕事に向き合ってもらうことを目指していますので、その根幹となり起点となる教材だと考えています。



  • 実際にタブレットの画面で見た時、以前の紙媒体と比べてどのような違いを感じましたか?


視認性の劇的な向上により、教材としてのクオリティが新たな次元へと引き上げられたと実感しています。従来は自社独自のノウハウに頼っていたため、教材ごとに構成やデザインに作成者による属人的な差が生じていましたが、これらが統一されたことで、スムーズに情報が読み手に浸透するようになりました。特に学習内容の「階層表示」は、職員が現在地を常に把握できる道標となり、深い理解を助けています。


自分たちだけでは困難だった俯瞰的な視点での刷新が叶い、デジタルならではの利便性を追求したことで、「紙に書き込むことで満足してしまいがちだった学習スタイル」から、「自ら体系的かつ効率的に知を積み上げる学び」へと進化を遂げたと考えています。



  • 今回、ワークBOOKのデジタル化に伴い集合研修での活用を目的とした「動画制作」にも踏み切られた背景と動画ならではの研修効果についてどのようにお考えですか?


動画教材の導入により、全国約1,400の営業部において、場所を問わず均質な教育を届けられる体制が実現しました。

これまでは紙媒体を用いた講師の解説が中心であったため、受講環境や解説の質に地域差が生じていましたが、動画による一律の教材提供がこの課題を解消しました。


これにより、全国の職員が同水準の学習機会を得られ、組織全体の底上げにつながると確信しています。また、動画教材を主軸とした研修により、遠方にいる職員も集合研修と同等の学習体験を享受できる環境が整いました。動画教材の導入は単なる形式の変化にとどまらず、「学びの質」と「学びの場」の両面から、今後の研修の可能性を大きく広げるものと位置付けています。



レビックグローバルのソリューションへのご評価


  • 約1,000ページのワークBOOKのデジタル化と動画制作という、大規模なプロジェクトを共に進めてこられましたが、制作の過程で感じた「レビックグローバルならではの強み」や「パートナーとしての信頼感」をどのように評価されていますか?

1週間はかかると思っていた作業がわずか3日ほどで完了するなど、圧倒的な作業スピードと丁寧かつ緻密な仕事ぶりに驚きました。制作過程では、長年自社で運用する中で「当たり前」になっていて意識が届かなかった構成に対し、第三者の客観的な視点から多くの示唆をいただきました。



例えば、ケーススタディにおける家族構成や年齢・性別の妥当性、教材同士の整合性など、毎回教材の構成や内容について深い洞察と的確な気づきをご連絡いただき、単なる作業ではなく、内容そのものを共に作り上げていただいたという印象が強くあります。


生命保険の専門家ではないにもかかわらず、教材の内容を理解しようと努力され、読み手の立場に立ったアドバイスをいただいたことを覚えています。「教材としてこうした方が見やすい」といったプラスアルファの提案はもちろん、単純なデジタル化の作業に留まらず、内容のミスや整合性の不備まで指摘していただいたことで、一緒に作り上げているという安心感がありました。


単なる作業者としてではなく、私たちの教材の本質や意図を深く理解し、真摯に向き合ってくださっていることが随所に感じられ、一緒に品質を高めていくパートナーとしての心強さを強く実感しました。製作者の方に加え、営業のご担当の方におかれましても、ニーズをふまえた制作チームを整えてくださり、心より感謝申し上げます。



今後の展望について

  • 今回完成したデジタル版のワークBOOKと動画を活用し、営業職員の方がお客様にどのような価値を提供できることを期待されていますか?


今回のプロジェクトにより、複数の端末で「いつでも、どこでも」学べる環境が整いました 。この環境を活かし、保険商品の枠を超えた幅広い選択肢からお客様の人生に寄り添う「高度なコンサルティング」の提供を目指します。


デジタル化の大きな成果は、教育効果の「可視化」です。これまで把握しきれなかった「誰がどこでつまづいているのか」というデータを活用し、来年度からは学習状況に応じて最適な教材をレコメンドする「パーソナライズされた教育」を本格稼働させます。


進化した教材を通じて、営業職員が組織の理念や具体行動を学び、地域の課題解決を実践することで、お客様へ真の安心を届けていきます。そして、この教育体系を通じて、営業職員一人ひとりがお客様の夢を後押しできるチャネルでありたいと考えています。



  • 最後に、今回のプロジェクトを振り返っての感想と今後の日本生命様の教育DXにおいて、レビックグローバルにどのような役割を期待されるかお聞かせください。


今後、レビックグローバル様には教材や動画を効果的に活用できるプラットフォームの提供という役割を一層期待しております。それに加え、学習状況の可視化や教育効果の分析、さらにはAI技術の活用など、先進的な機能のさらなる進化を通じて、教育の質を継続的に高めていただけることを願っております。


こうした取り組みが進むことで、レビックグローバル様とは、今後も末永く良好なパートナーシップを築いていきたいと考えております。この度のご尽力に改めて深く御礼申し上げます。

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